抱っこ紐のインサートについて知りたい


A.インサートとは「赤ちゃんの頭部からおしりまで包み込むクッション」のことで、新生児や首がすわる前の赤ちゃんを、抱っこ紐で抱っこする時に使用します。

インサートが首をサポートし頭をしっかり支えながら、 背中は自然なC字カーブに、股関節は適度に開いたM字開脚の状態で抱っこすることができます。
この体勢が、新生児や首がすわる前の赤ちゃんにとって自然な体勢と言われています。
また開きすぎたり閉じすぎたりしない自然なM字の開脚をつくることは、赤ちゃんの股関節脱臼のリスクを減らすことにつながります。

そんなインサートですが、メーカーによって商品名が異なり、「インファイトインサート」「インファイトシート」「インサートパッド」「ホールディングパッド」などの呼称があります。

Q.抱っこ紐のインサートはいつからいつまで使うの?

A.インサートの使用時期は、赤ちゃんの成長やお使いの抱っこ紐によって異なりますが、「新生児~首がすわる4ヶ月頃まで」が目安になります。
抱っこ紐メーカーには下記の記載があります。

メーカー別の使用時期
Ergobaby(エルゴベビー)
①~④のすべての条件を満たしたら、抱っこ紐(ベビーキャリア)単体での対面抱きが可能。
①首が完全にすわる ②月齢4カ月以上 ③体重5.5Kg以上 ④ベビーキャリアから膝が出る。(*1)

Aprica(アップリカ)
首がすわった生後4ヶ月頃(体重7kg)からインサートなしで対面抱きが可能。(*2)

GRACO(グレコ)
首がすわった生後4ヶ月頃(体重7kg)からインサートなしで対面抱きが可能。(*3)

combi(コンビ)
首がすわった生後4ヶ月頃(体重7kg)からインサートなしで対面抱きが可能。(*4)

Q.抱っこ紐のインサートが使いにくいのですが、どうすればいいですか?

A.新生児期でインサートを使っても中に赤ちゃんが沈んでしまう時には、タオルを丸めて赤ちゃんのおしりの下に入れ、赤ちゃんの位置を調整することもできます。
またインサートに入れても赤ちゃんがフィットせず、インサート内で動いてしまう場合なども、腰部分や顔の横にタオルを入れることで安定させることができます。
ただしタオルを使用する場合は、赤ちゃんの「鼻や口がつぶれていないか」「呼吸がきちんとできているか」を必ず確認するようにしてください。
新生児期は無理をして外出しなくても…と思いますが、ご家庭によってはどうしても連れて外出しなくてはいけないシチュエーションもあると思います。
そんな時には、やっぱり両手が空く抱っこ紐は便利です。
なるべく赤ちゃんに負担がかからないように工夫して、お出かけしてあげてください。

Q.抱っこ紐のインサートは必要?

A.抱っこ紐のインサートを使用するのは、新生児~首がすわる4ヶ月頃までのほんの一時期です。
インサートは厚いクッションで赤ちゃんの体を守るものなので、夏産まれの体温調節のできない新生児に使用するには暑さが心配です。
赤ちゃんの産まれる時期や場所、季節や気候などによっては、インサートを使用することなく赤ちゃんが成長してしまうこともあります。

またBABY BJORN(ベビービョルン)という抱っこ紐メーカーからは、「インサート不要」でも新生児から使える抱っこ紐が発売されています。
インサート自体のお値段も考えると、こちらのインサート不要で新生児から使える抱っこ紐を選ぶのもひとつの手かもしれません。

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赤ちゃんの産まれる時期や環境、出産後の赤ちゃんとの移動方法をご家族でよく考えて準備してみてくださいね。